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2026.06.30

AI&IoTコンソーシアム 第1回 合同ワーキンググループを開催しました。 ― 現場×AI、分野を越えた「協奏テーマ」を産学官医で議論 ―

2026年6月29日、AI&IoTコンソーシアムの第1回 合同ワーキンググループを、AI&IoTセンターおよびオンラインのハイブリッド形式で開催しました(学外12名、学内10名、学生7名が参加)。
今回は「生成AI×コード共創型WG」と「IoT×LLM WG」の合同開催として、企業・自治体・医療機関などの連携先の皆さまとともに、各分野で進める取り組みの現状を共有し、一つの分野で生まれた仕組みを別の分野へ広げていく「協奏テーマ」について意見を交わしました。



第1部 生成AI×コード共創型WG:
現場のデータと生成AIを組み合わせた研究・実装の成果をデモを交えて紹介しました。
 - がん患者向け音声対話AI「ケアボット」(福井県済生会病院との臨床研究)― 声だけで対話できる
    AIとアバターにより、患者が「医師に聞きにくいこと」を話せる場を提供。臨床研究では良好な結果
    が得られ、国際会議でも発表しました。
 - 観光レコメンダー「FTEH」/AR観光体験「FTEH×SABERA」(福井県観光DXコンソーシアムとの
    連携)― 観光客アンケートを根拠に旅行プランを生成するWebサービスを公式観光サイトで実運
    用中。今後はARグラスと連携し、旅の「計画」から「現地」までの支援を目指します。

第2部 IoT×LLM WG:
地域の現場課題に根ざしたIoT共同研究の現状を報告しました。浄化槽の遠隔監視(福井県環境保全協業組合との共同研究)、住宅の省エネに向けた温度予測制御、鳥獣害対策など、「現場への実装」を見据えた取り組みを共有しました。

第3部 ディスカッション:
「企業のLLM活用 ― オープン環境か、自社データ基盤か」をテーマに、用途や局面に応じた使い分けと、それを担う人材「生成AIプロデューサー」の育成について、参加企業・自治体を交えて議論しました。組織に眠る知見をどのようにAIへ渡すか、という論点は、本コンソーシアムが分野を越えて取り組む共通テーマです。あわせて、ケアボットの社会実装・持続的な運営に向けた進め方についても意見交換を行いました。

新たな体制:
本年度より、ふくい産業支援センター常務理事 山本幸男氏、 福井県立大学 情報センターの村田知也 准教授、および本学 経営情報学部長の渡邊尚 教授を新たにボードメンバーにお迎えし、産学官医の連携体制をさらに強化しています。

今後の予定:
本コンソーシアムは「現場×AI、現場×IoT」を軸に、医療・観光・地域産業などの分野を横断して、地域に根ざしたAI・IoTの社会実装と人材育成を進めてまいります。
次回は 2026年7月8日、AI&IoT テクノロジーイベント「プラットフォームの先へ、現場×AI が創る地域イノベーション ~AIエージェント・ARグラス・地域データで拓く日本モデル~」を開催予定です。
お申し込みはこちら(Peatix) :https://futaiiotcenter-26-01.peatix.com


お問い合わせ:社会連携推進課