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福井工業大学
2025.10.10

和歌山城の耐震改修計画 Topics049


FUTまちづくりデザインセンター Topics 049
SDGs Target No. 9 11





日本に建っている城郭の多くは、現在、文化財の価値を維持しつつ大地震時での来場者の安全を確保するため、耐震改修あるいは耐震化計画が進められている。和歌山市のシンボルである和歌山城は、1958年に鉄筋コンクリート造で再築された。1階平面はEW方向16.90m(4スパン)、NS方向15.89m(4スパン)、高さは約23.8mの地上3階建てである。和歌山城も2017年に耐震診断が実施され、大天守の1階と2階において構造耐震判定指標Is値が基準を満たしておらず、耐震改修が必要であることが判明した。宮本研究室では、和歌山城で観測した地震記録を用いて地震時の大天守の応答性状を明らかにし、また観測記録のシミュレーション解析も行って、最適な耐震改修計画を立案するための検討を行っている。  
                  
文責 宮本 裕司



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