お知らせ

NEWS & TOPICS

お知らせ お知らせ

2016.09.14

「第1回 放射線・放射能モニタリング研修」を実施しました

 7月28日(木)、原子力技術応用工学科の学生15名が、福井市にある、福井県原子力環境監視センター 福井分析管理室を訪問しました。この研修は、平成27年度、文部科学省に採択された「原子力に夢を持つ、廃炉を見据えた国際原子力技術者育成事業」の一環として実施されました。
 福井分析管理室では施設全体の説明を受けた後、標準照射室、ガンマ線核種分析装置搭載車両を見学、説明をしていただきました。
第1、第2、第3、第4の個別測定室、実験室(前処理室)の見学、各測定をわかりやすく説明をしていただきました。第3測定室では、TLD(熱ルミネッセンス素子)による積算線量測定を標準照射室でコンクリートと鉛遮蔽のある場合、遮蔽なしの場合とで実際に照射したTLDを用いて測定実施を研修しました。また、第4実験室ではイオン交換樹脂によるSr‐90やPuの分離方法とそれらの核種の第2測定室でのβ線、α線測定についても併せて説明をしていただきました。
 参加した学生は、「教科書で見た測定機器を実際に見て触り、説明を聞くことができた」「実物を見ながら説明を聞くことができたため、わかりやすかった」等非常に関心を持った様子でした。


お問い合わせ:原子力技術応用工学科