工学部機械工学科
Department of Mechanical Engineering
切り口は「ものづくり」。
時代をリードする
新たなトビラを開け。
FUT開学以来、「機械工学科」の名称は変わっていない。
ただ、そのカリキュラムは
時代とともに常に変化し続けている。
環境にやさしく、効率性を追い求め、ムダを省く。
「ものづくり」を切り口に、
機械工学科は未来につながるトビラを開けていく。
キーワードに
未来を“つくる”
学びのポイント
Learning Points
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Point.01
基礎がなければ
始まらない新しいものを生み出したくても、まずは基礎がしっかりとしていなければ始まりません。製図・設計などの開発工程から量産体制の構築まで、必要な知識を一貫して学びます。
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Point.02
学んだ知識を
生かすのはここからこれまで学んできた数学や物理の知識は、機械工学には密接に関わってきます。高校の復習や機械の仕組みなどを座学で学び、その上で実習を行い、理解を深めていきます。
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Point.03
一歩も二歩も先行く
ものづくりに触れる機械工学科の教授陣は、一歩も二歩も先を行く研究に力を注いでいます。ロボットや未来型モビリティーなど、2050年のものづくりに触れる経験が成長へとつながります。
コース紹介
Introduction of Courses
機械システムコース
省エネや地球環境、健康、ITなど、あらゆる産業分野の製品を設計する際の基礎となるスキルを身につけます。さらに、ロボット開発の研究にも注力。機械やプラント、ロボットなどの設計技術者を育んでいます。
自動車システムコース
安全性の向上や環境への配慮など、絶えず技術革新を続ける自動車産業で活躍できる専門知識と技術を学びます。未来型モビリティーの開発なども大きな特色のひとつ。二級自動車整備士などの資格も取得できます。
4年間の学びと履修モデル
Four-year study and course model
- 講義
- 演習・実習を含む科目
- 卒業研究
※上記の表は専門分野の科目を抜粋して表記しており、一般教養科目等は含まれておりません
※科目・開講期については、変更となる可能性があります
目指せる資格・免許
Qualifications and Licenses
- 機械設計技術者(三級)
- CAD利用技術者(一級・二級)
- 計量士(環境計量士・一般計量士)
- 高等学校教諭一種免許状(工業)
- 二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)
- エネルギー管理士
- 中古自動車査定士
- 公害防止管理者
- 冷凍保安責任者
- 技術士第1次試験(機械部門)
主な就職先
Major Employers
- 企業
- アイシン福井/エレコム/清川メッキ工業/きんでん/サカイオーベックス/三機工業/山九/澁谷工業/スガイ化学工業/大同工業/高松機械工業/テクノ菱和/東亞合成/西日本旅客鉄道/日産自動車/日本航空電子工業/日本電産テクノモータ/ネクステージ/日阪製作所/日立造船/福井トヨタ自動車/福井鋲螺/福井村田製作所/フジキン/古河AS/松浦機械製作所/北陸電気工事/日本電産マシンツール/三菱電機ビルソリューションズ
- 公務員関係
- 福井県庁/福井県警察本部/福井市消防局
- 教員
- 岐阜県/三重県
- 進学
- 福井工業大学大学院/福井大学大学院/東海大学大学院
※法人格は省略しています
PICKUP TOPICS
FUT独自のロボット開発
厳しい環境で人間の代わりに作業を担うなど、ロボットには大きな期待が寄せられています。人手不足の著しい農作業を代行する草刈りロボットや月面基地の建設に必要な掘削ロボットなど、未来の生活に貢献するロボットを開発しています。
PICKUP TOPICS
学生フォーミュラ
プロジェクト
小型レーシングカーを構想・設計・製作し、レースの成績、車両の安全性や燃費性能、デザイン、コストなどの審査基準でものづくりの総合力を競う「学生フォーミュラ日本大会」。本学科学生によるチームが出場に向けて開発に挑んでいます。
PROFESSOR'S MISSION
ものづくりのベースを築く、
それが30年後の飛躍に
つながる。
機械工学科のキーワードは、ここ北陸の地で長年にわたって磨かれてきた“ものづくり”です。技術は常に革新を続け、今後はより一層、スピードが加速していくことでしょう。例えば、環境にやさしく、ムダを省いた効率性を求める技術は不可欠です。機械工学科では、そんな未来を見据え、二酸化炭素排出ゼロを目指す未来型モビリティーや、人口減少時代に対応したロボット開発などに力を注いでいます。とはいえ、皆さんは決してあせることはありません。まずは幅広いものづくりの基礎知識を身につけることが大切です。しっかりとベースを構築したうえで、新たなものづくりに挑戦していきましょう。そして、未来ロボットや未来自動車など、2050年には社会を支える機械エンジニアへと飛躍してほしいと願っています。
西岡 岳教授