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2024.07.26
【建築土木】完成したばかりの福井市加茂河原ポンプ場を見学
2024年7月8日(月)、工学部建築土木工学科上下水道学を受講する3年生が、さる4月本体工事が終了したばかりの福井市加茂河原ポンプ場を見学しました。同ポンプ場は、福井競輪場のすぐ前に位置し、本学からわずか1㎞強の距離にあります。
ポンプ場は、汚水の下水処理場への送水や雨水の河川への排水を行っており、市街地における浸水対策の中心的役割を担っています。特に最近では、ゲリラ豪雨が頻発するようになって重要性が増し、防災的見地から欠かせない施設となっています。
1954年供用開始の旧加茂河原ポンプ場では老朽化が進行し、また、大規模な浸水被害が発生していました。このため、現行の耐震基準に適合させるとともに、雨水排水能力を向上させて浸水被害を軽減することを目的に全面的な更新となりました。
本ポンプ場の概要は以下のとおりです。
〇施設概要:鉄筋コンクリート造、地上2階、地下1階、延床面積 3,392m2、建築面積 1,343m2、雨水ポンプ能力 12.962m3/s
〇全体事業費:約86億円
〇事業期間:令和2年度~令和6年度
学生たちによる感想の一部を以下に示します。
〇実際に見学して理解が深まった。
〇近くで見ると2,000㎜ポンプなど大きく、迫力があった。
〇機械類の管理や停電への備えが行き届いている。
〇ゲリラ豪雨の影響が甚大であると感じた。
ご説明していただいた、福井市上下水道局および委託企業の方々に深く感謝申し上げます。
お問い合わせ:建築土木工学科