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2024.07.26

【建築土木】「次代を見据えたモビリティデザイン」ワークショップを実施

(内容)
R6.6.13(木) 福井キャンパスにて

福井県未来創造部新幹線・交通まちづくり局と協働で、福井県が製作した福井の公共交通を学ぶカードゲーム「のってこふくい」を活用したワークショップを実施しました。建築土木工学科の学生79名が受講する「建築土木概論」のなかで、吉村朋矩教授が担当する「次代を見据えた交通まちづくり」をテーマにした講義回で行ったものです。


北陸新幹線の福井・敦賀開業以降、来県者数の増加に伴い、県内の二次交通はますます重要性を増してきています。一方で、深刻な人手不足により、路線バスでは減便もあるなか、北陸新幹線開業後の順調な公共交通利用を継続して、どのように維持していけるか、さらなる利用者数の増加につなげていくためにはどうしたら良いのか、モビリティ・マネジメント(過度な自動車利用から公共交通や自転車などを適切に利用する方向へと自発的に転換することを促す取り組み)の観点から学生の視点で考えていきました。



学生たちは、福井県内には多様な移動手段があることを学び、持続可能な暮らしや観光を実現させていくために、どのような移動手段が必要か、北陸新幹線の県内開業後の交通・まちづくりの現状と今後の動向を通して学んでいきました。


【学生の声】
・ゲームを通じて、福井県にある様々な公共交通が知れて良かったです。
・普段、あまり電車に乗る機会がないのですが、今日頂いたパンフレットをみて、久しぶりに電車に乗って出かけてみようと思いました。
・福井県のことだけではなく、自分の地元の交通のことも考える機会になったので、とても良かったです。
・私は地元では無い福井の公共交通の名前までは詳しく知りませんでした。カードゲームで色々な電車の名前を知ることができ、自分の覚えた電車を見に行きたいと思うきっかけになりました。
・将来のために自分にできることを見つけ実行していきたいです。とてもいい経験になりました。…等

【本件担当】
 FUTまちづくりデザインセンター/建築土木工学科


お問い合わせ:建築土木工学科