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2023.09.15
【建築土木工学科】FUT公開講座を開催!!
【建築土木工学科】FUT公開講座を開催!!
9月9日(土)、建築土木工学科担当のFUT公開講座「未来社会を創る建築土木の役割-未来社会の実現と宇宙利用-」を開催しました。募集定員を上回る総勢92名の方々にご参加いただきました。公開講座では、3名の外部講師ならびに、建築土木工学科の先生方が登壇し、建築土木分野における未来展望について講演しました。
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具体的な内容は、下記の通りです。
(基調講演①)
「大阪・関西万博が目指す『未来社会』の実現」
前2025年日本国際博覧会協会副事務総長で元大阪府副知事の竹内廣行氏からは、「万博は未来社会の実験場」として、大阪・関西万博の開催概要や世界最大級となる木造建築物、空飛ぶクルマ等をはじめとした先進的な技術やシステムを取り入れた未来社会について講演いただきました。
(基調講演②)
「宇宙居住に向けて-建築分野における研究開発の現状と展望-」
名古屋大学大学院教授で日本建築学会宇宙居住特別委員会委員長である荒木慶一氏は、委員会の活動や、国内外の宇宙建築・宇宙居住に向けた計画・提案、北海道スペースポート(宇宙港)に触れながら、「これからの宇宙開発に、より一層建築土木研究者の役割は大きくなっていく。」と述べられました。
(基調講演③)
「自律自動施工システムA4CSELによる月面施設への展開」
鹿島建設株式会社技術研究所プリンシパル・リサーチャーである三浦悟氏から、建設機械の自動化・無人化による建設システムA4CSEL(クワッドアクセル)の特徴や技術、月面探査拠点建設への挑戦、また安全で効率的な未来のインフラづくりを実現するための、土木の変革について講演いただきました。
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(建築土木工学科の研究紹介)
建築土木工学科が取り組む最先端の研究として、「月面レゴリスに建設する探査基地・建造物の基礎設計(宮本主任教授)」、「まちづくりにおける衛生データの活用(西川教授)」、「都市レベルのカーボンニュートラルを目指す新たなCO2観測(下川教授)」の研究を紹介しました。
パネルディスカッションでは、建築土木工学科の吉村教授がコーディネータを務め、基調講演者ならびに、宮本主任教授、下川教授とともに、大阪・関西万博や宇宙での無人建設、宇宙居住を見据えながら、未来社会を創る建築土木分野の展望や次世代を担う若者への教育の展開について、参加者からの質問に答えながら考えを述べました。
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以上、建築土木工学科では、多様化し進化する社会に柔軟に対応できる未来志向型の人材育成を目指し、教育・研究を進めてまいります。ご参加・ご支援いただきました皆様、どうもありがとうございました。
(後援)
国土交通省、福井県、関西広域連合、日本都市計画学会、日本建築学会北陸支部、土木学会「土木の魅力向上特別委員会」、福井商工会議所、鯖江商工会議所、武生商工会議所、敦賀商工会議所、福井新聞社、FBC、福井テレビ、FM福井、北國新聞
(メディア掲載)
9月10日 北國新聞
9月13日 福井新聞
福井工業大学 2023年度「研究紹介」のご案内
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お問い合わせ:社会連携推進課