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2022.12.01

セーレン株式会社様 × 福井工業大学 共同研究をスタート

3.9mパラボラアンテナの前で代表者の記念撮影


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セーレン株式会社×福井工業大学 共同研究契約を締結
〜本格的な研究始動にあたり「あわらキャンパス」の宇宙研究関連施設をメディアにも初公開しました〜
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(共同研究)
超小型人工衛星開発、製造や人工衛星からのデータ利活用に積極的に取り組んでおられるセーレン株式会社様と、あわらキャンパスに人工衛星の地上局整備を着々と進めている本学は、「福井県における人工衛星運用拠点の基盤の構築」を目指して共同研究をスタートしました。

(あわら地上局の見学会)
11月30日(水)には、あわらキャンパスにこの夏完成したばかりの3.9メートルのパラボラアンテナや大型衛星の大量データ処理も可能な地上局の内部などをセーレン株式会社側の研究代表の方や地元メディア10社に公開しました。

地上局の見学をしていた午後2時ごろは、ちょうど地球観測衛星AQUA(NASA・日本・ブラジル共同開発)からのデータ受信が可能なタイミングであり、福井のソラがますます宇宙と近くなっていることをメディアの方々にも体感いただくことが出来ました。


受信データについて説明する中城教授(中央)

衛星からのデータをモニタリング


(今後の活動)
両者は今後さらに連携を強めることにより、セーレン(株)が開発・製造する人工衛星の自動運用および複数機運用等の方法の検討、同社が開発・製造する人工衛星のデータの利活用に関する研究を推進していくと説明しました。
さらに、本学の共同研究者の一人である中城智之教授は、こうした連携の機会を学生の教育にも最大限に活かし、宇宙研究開発という新たな分野に貢献できる人材を、この「福井」から育てていきたいと抱負を語りました。


共同研究者による地上システムの見学

その他のパラボラアンテナの整備状況見学


(見学会参加の共同研究者)
■セーレン株式会社様
中村 博一 様|研究開発センター 人工衛星グループ長代行
沢崎 浩史 様|研究開発センター 人工衛星グループ主管
■福井工業大学
青山 隆司|工学部電気電子工学科 主任教授
中城 智之|工学部電気電子工学科教授
宮本 祐介|工学部電気電子工学科准教授
皿井 宏仁|客員教授
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「知」をつなぐ。「未来」を創る。福井工業大学
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お問い合わせ:社会連携推進課