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2024.12.23

SDGs Week EXPO「エコプロ2024」に参加しました

令和6年12月4日(水)~6日(金)、東京ビッグサイトで「エコプロ2024」が開催されました。福井工業大学は、大学・教育機関コーナーで、まちづくりデザインセンターの委員である環境食品応用化学科の笠井研究室とデザイン学科の近藤研究室が「雨水タンク・RainHarvest」「壁掛け式雨水タンク・ピュアエデン」「雨水ソーダの商品展示・試飲」の研究取組みを出展しました。

エコプロ2024は、消費者やサプライヤー、従業員とのエンゲージメントを構築し、地球環境問題をはじめ社会課題解決を促進するビジネスマッチングイベントで、今年度で26回目の開催となります。3日間の来場者数は63,303人、福井工業大学のブースにも、産学官・学生のみなさまがたくさん来場されました。

環境食品応用化学科 笠井利浩教授は、グットデザイン賞を受賞した「雨水タンク・RainHarvest」「壁掛け式雨水タンク・ピュアエデン」のしくみと雨水活用についての研究を紹介。「雨水の恵みを水資源として利用する」「災害時の生活用水を確保する」ことがSDGsの目標6「安全な・安全な水とトイレを世界中に」に繋がることを説明していました。

デザイン学科の近藤晶准教授は、長崎県五島市の赤島活性化プロジェクト「雨水活用による持続可能社会の模索」(笠井研究室)・雨水飲料の製造などの関わりを通して雨水活用の理解促進についての研究紹介をしました。

近年、日本でも深刻な水不足や、逆に大雨による大災害など、今までに経験したことのない水に関する問題がでてきています。「雨水」を捨てるのではなく、生活用水として活用する製品、IoTを活用した雨水活用システムが数多く街中に設置されると、常時、非常時の水資源確保と内水氾濫緩和に大きな効果を発揮します。今後も雨を貯めて利用することが当たり前となるように共同開発を進めてまいります。








お問い合わせ:社会連携推進課