2050年をつくることは、宇宙を視野に入れるということ。

FUTのすべての学科が、
宇宙という人類のロマンを
追いかけている。

電気電子情報工学科

電波望遠鏡を用いた
銀河の観測

電気電子情報工学科

観測する波長によっていろいろな姿を見せる宇宙。電波では星の原料となる冷たいガスやブラックホール周囲の高エネルギー現象などを調べることができます。私たちが独自に開発している電波望遠鏡と国内外の電波望遠鏡で得られるデータから星そして銀河の進化の解明に挑みます。

  • #人工衛星データ
  • #月面における低周波電波観測
  • #アンテナの電波望遠鏡化
  • #銀河の観測的研究
  • #月探査機
  • #月での水資源探査
  • #機械学習で探る天の川

機械工学科

月面堀削探査
ロボットの開発

機械工学科

月の表面や地下に眠る資源を探索することは重要であるが、地球の重機を月へ運搬することは困難であり、人が現地で作業することも容易ではない。そこで、重機より小型軽量で搬送も容易な、月で掘削作業が行えるロボットの開発を行っています。

  • #月面掘削ロボット
  • #月探査機の運用
  • #惑星探査群ロボットの協調アルゴリズム
  • #月に家を建てる
  • #月探査機
  • #月での水資源探査
  • #AIで実現する省エネルギー

建築土木工学科

月面建造物の最適設計・施工と
地球環境への衛星データ活用

建築土木工学科

宇宙開発に建築土木の役割は大きく、月面レゴリスに建設する探査基地や人が活動する生活空間、インフラの最適設計や施工ロボットの技術開発。衛星データの利活用による地球の環境保全や自然災害予測の研究を行っている。

  • #月面基礎設計
  • #月面遠隔自動化施工
  • #リモートセンシング
  • #自然環境保全
  • #災害予測と防災

原子力技術応用工学科

耐放射線性宇宙用
先進複合材料の開発

原子力技術応用工学科

宇宙では宇宙線という放射線の一種が降り注いできます。また、国際宇宙ステーションや地球を観測する衛星が飛んでいる比較的低い高度(数百㎞)では原子状の酸素が存在します。それらによって、軽くて強い複合材料も表面が削られたり、樹脂が蒸発したり劣化したりし、本来の性能を発揮できなくなる可能性があります。それを防ぐためには耐放射線性のある材料の開発が重要となってきます。

  • #耐放射線性宇宙用先進複合材料の開発
  • #宇宙用伸展材料・構造物の開発
  • #宇宙空間におけるコンタミネーションの検討

環境食品応用化学科

月面生活のための
フードテック

環境食品応用化学科

月面で暮らす人々の健康を維持する食品には何が必要か?月面でもおいしい食品を食べるにはどうしたらよいか?これらの課題を解決するテクノロジーが月面生活のためのフードテックです。

  • #微小重力環境
  • #宇宙食糧
  • #月面土壌の活用
  • #月面空間の生物学
  • #月面空間の化学
  • #太陽電池
  • #水資源
  • #物質循環
  • #光合成

デザイン学科

織物による宇宙の滞在空間創出
に関するデザイン研究

デザイン学科

無重量下では構造材自体の自重保持強度を考慮する必要がなく、薄膜としての織物で空間の仕切や家具を構成することに最適性があると考えられる。これら材料を用いた空間創出に関するプロダクトデザインの研究を行う。

  • #宇宙ステーション
  • #インテリアデザイン
  • #ファイバー
  • #最適化設計
  • #滞在型
  • #生体モニタリング

経営情報学科

衛星リモートセンシングデータを
活用した時空間情報解析

経営情報学科

衛星リモートセンシングデータに対してAI技術を適用することによって、地形変化や、土地利用などに関する時間的・空間的情報を解析することが可能になります。都市計画や環境問題などの課題解決、さらには月面の高精度な特徴解析などをめざして、新しい技術の開発を行っています。

  • #データサイエンス
  • #リモートセンシング画像解析
  • #土地被覆分類
  • #月面地形の特徴解析
  • #ディープラーニングによる画像認識
  • #セグメンテーション手法

スポーツ健康科学科

閉鎖環境での歩行指標による
健康状態の把握

スポーツ健康科学科

閉鎖された環境において、歩行速度を中心としたあらゆる健康指標の測定により得られたデータを解析し、健康状態を把握する研究を進めます。さらに心理状態について調べ、健康管理に役立てたいと考えています。

  • #低重力下における筋力
  • #宇宙×スポーツの新領域創成
  • #衛星データから見た「健康な地域」
  • #全地球測位システム (GPS) を用いた走スピード分析

SPECIAL FEATURE

大学・民間で国内唯一の
「月軌道までの衛星運用が
可能」な
衛星地上局へ。

2023年、口径13.5m高性能パラボラアンテナをあわらキャンパスに新設。アポロ計画以来となる人類の月面着陸を目指す、月面有人探査国際プロジェクト「アルテミス計画」において、JAXAが打ち上げる地球-月ラグランジュ点探査衛星「エクレウス」の運用に参画し、新設するパラボラアンテナの性能実証を行います。このような規模と性能を有する衛星地上局は大学・民間では国内唯一であり、この地上局を世界の宇宙開発および宇宙産業に貢献する人材育成の拠点となることを目指します。