国際交流
International Exchange
国際化ポリシー
Globalization Policy
目的
福井工業大学は、建学の精神「日本民族の歴史と伝統とに根ざした人格の育成、科学技術の研鑽に努め、以て人類社会の福祉に貢献する」に基づき、常に社会の多様化、また社会のグローバル化の中で自らの国や地域の伝統、文化についての理解を深め、尊重する態度を身に付けた人材の育成を目的に教育研究を推進することで、国際社会に貢献する大学を目指す。
基本目標
福井工業大学は、創立当初からの理念のもと、2014年度に策定された5年間の「第2次中期経営計画」の中で国際化への対応を掲げ、大学のみならず附属中高学校を含む学園全体の国際化推進に資する施策を実施している。また同年度に、大学の国際化推進の取り組みの機動的組織として「インターナショナルセンター」を設置した。2017年度には国際化推進計画の策定及びその検証・評価を行う「国際化推進委員会」を設置し、国際交流に係る体制の充実を図るとともに、海外大学との連携交流協定締結による双方向の教員/学生交流、学部、大学院への外国人留学生の積極的な受け入れを進めている。
福井工業大学は、以下の3つの基本目標の策定、及びその達成に向けた活動を通して、国際化をより一層推進し、確実なものとしていく。
- 1. 国際化に対応した人材の育成
- 21世紀社会に調和した倫理観と国際的視野を身に付け、異文化を理解し、異なる文化の人々とともに生きる寛容な精神を有したグローバル社会で活躍できる人材、豊かな教養と高度な専門知識を習得した人材、そして、英語によるコミュニケーション能力を備えた21世紀社会が求める人材の育成を目指す。
- 2. 教育・研究・管理運営の国際化
- 国際化に対応した人材の育成に向け、教職員自身の国際化への意識・関心をより一層高める。また、国際化に対応した施設・設備の充実と国際化に対応しうる組織・人員体制を確立する。
- 3. 地域・社会の国際化への貢献
- 地方に立地する大学として、地域、社会、自治体、企業等のグローバル化への対応に貢献する。
行動目標
基本目標達成のために、以下の行動目標を設定する。
- 1. 国際化に対応した人材の育成
-
- 英語コミュニケーション教育の充実
- 大学院におけるバイリンガルコースの拡充
- 海外留学制度、海外インターンシップ制度等の拡充
- 外国人留学生と日本人学生・教職員及び外国人留学生間の異文化交流の促進
- 留学経験者による在学生への意識高揚
- 2. 教育・研究・管理運営の国際化
-
- 教員の国際化に対応した教育、研究活動の促進とFD実施
- 職員の国際化への対応と国際的な関心を高めるSD実施
- 就学・生活・就職支援等の充実による外国人留学生の受入れ体制の拡充
- 海外大学との連携協定の拡充と交流促進
- 海外への教育・研究情報の適時適切な発信
- 三学部(工学部、環境情報学部、スポーツ健康科学部)連携による幅広い国際化の推進
- 「インターナショナルセンター」及び「国際化推進委員会」を中心とした、国際化の取り組みに関するPDCAサイクルの確立
- 3. 地域・社会の国際化への貢献
-
- 地域の地方自治体・企業及び経済のグローバル化へ取り組みの連携協
- 外国人留学生と地域住民との異文化交流機会の促進
- 地域住民や小中高校等を対象としたグローバル化に関する講座の提供
- 地域自治体等の海外への情報発信の支援
以上の行動目標を実行していく中で、以下の目標値を設定する。
- 海外インターンシップをはじめとする海外派遣事業の参加学生数を2020年までに2倍にする。
- 日本国内での就職を希望する外国人留学生の内定率100%を目指す。
福井工業大学
タイ駐在員事務所
「ASEAN事務所」
ASEAN Office
福井工業大学は東南アジア諸国連合地域からの留学生受け入れ活動の拠点として、タイ王国・バンコクにASEAN 事務所を開設しています。
- 所在地
- 5th Floor, Office No. 5/1 333/11 United Tower Sukhumvit 55,
Khlongtan-Nuea, Wattana, Bangkok 10110 Thailand. - 設立年月日
- 平成25年2月1日
海外協定校
Overseas Partner Schools
海外提携大学との教員・学生及び研究面での交流推進及び協定の締結等、本学の国際交流の活性化を目指しています。
海外大学と大学間・部局間交流協定
機関名 | 国/地域名 | 締結 年月日 |
協定種別 |
---|---|---|---|
①カトリック関東大学校 Catholic Kwandong University |
韓国 | 昭和58年2月24日 | 学術交流 |
②中南大学 Central South University |
中国 | 昭和60年6月15日 | |
③グリンドゥール大学 Glyndwr University |
イギリス | 平成21年6月26日 | |
④オンタリオ工科大学 University of Ontario Institute of Technology |
カナダ | 平成23年6月29日 | |
⑤ダナン大学 The University of Da Nang |
ベトナム | 平成24年6月1日 | |
⑥ベトナム教育訓練省国際教育開発局 Vietnam International Education Development of Ministry of Education and Training |
ベトナム | 平成26年2月20日 | |
⑦ホーチミン市工業大学 Ho Chi Minh City University of Technologyg |
ベトナム | 平成26年7月28日 | |
⑧明知大学校 Myongji University |
韓国 | 平成28年5月27日 | |
⑨サザンクロス大学 Southern Cross University |
オーストラリア | 平成28年8月5日 | |
⑩ワラヤ・アロンコン・ラチャパット大学 Valaya Alongkorn Rajabhat University |
タイ | 平成29年3月17日 | |
⑪カリフォルニア州立大学サンマルコス校 California State University San Marcos |
アメリカ | 平成30年3月26日 | |
⑫ランパーンラチャパット大学 Lampang Rajabhat University |
タイ | 令和2年2月24日 | |
⑬キングモンクット工科大学ラッカバン校 King Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang |
タイ | 令和3年4月30日 | |
⑭ラジャマンガラ工科大学ランナー校 Rajamangala University of Technology Lanna |
タイ | 令和4年5月12日 | |
⑮ハワイ大学マノア校 University of Hawai'i at Mānoa |
アメリカ | 令和5年6月7日 | |
⑯南台科技大学 Southern Taiwan University of Science and Technology |
台湾 | 令和5年6月26日 |
交流実績
- 2022年6月
- タイ ラジャマンガラ工科大学ランナー校・ランパーンラチャパット大学 訪問
- 2019年3月
- カナダ オンタリオ工科大学訪問
- 2019年3月
- オーストラリア語学研修終了報告
- 2019年2月
- アセアン地区における国際交流事業について
- 2018年10月
- オンタリオ工科大学来学
- 2018年9月
- アメリカ語学研修終了報告
留学生数及び
海外派遣学生数
Number of International Students and Students Sent Abroad
国別留学生数
学部
各年度5月1日現在(単位:人)
年度 | 中国 | インドネシア | タイ | ロシア | ベトナム | マレーシア | モンゴル | ミャンマー | バングラデシュ | 韓国 | ネパール | アメリカ | ウズベキスタン | 台湾 | 合計 | |||||||||||||||
男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | |
2013 | 17 | 3 | 1 | 1 | 2 | 1 | 20 | 5 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 32 | 3 | 2 | 2 | 13 | 1 | 1 | 1 | 1 | 49 | 7 | |||||||||||||||||||
2015 | 28 | 7 | 2 | 3 | 16 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 51 | 12 | |||||||||||||||||
2016 | 31 | 9 | 2 | 3 | 1 | 30 | 3 | 8 | 1 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 78 | 18 | |||||||||||||
2017 | 34 | 10 | 1 | 5 | 1 | 32 | 6 | 9 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 87 | 21 | ||||||||||||
2018 | 32 | 10 | 4 | 1 | 28 | 10 | 8 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 78 | 23 | |||||||||||||||
2019 | 29 | 8 | 2 | 4 | 3 | 29 | 12 | 13 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 84 | 27 | |||||||||||
2020 | 29 | 6 | 2 | 1 | 4 | 2 | 20 | 15 | 10 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 71 | 28 | ||||||||||
2021 | 27 | 6 | 3 | 2 | 4 | 3 | 19 | 17 | 9 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 68 | 31 | |||||||||||
2022 | 25 | 6 | 4 | 2 | 5 | 4 | 23 | 14 | 13 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 76 | 29 | ||||||||||||
2023 | 34 | 6 | 4 | 3 | 5 | 3 | 23 | 14 | 10 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 83 | 28 | |||||||||||||
2024 | 28 | 8 | 5 | 1 | 2 | 2 | 1 | 23 | 10 | 8 | 5 | 2 | 6 | 1 | 4 | 82 | 24 |
大学院工学研究科
各年度5月1日現在(単位:人)
年度 | 中国 | タイ | ロシア | ベトナム | モンゴル | インドネシア | ミャンマー | 合計 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | |
2013 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
2014 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | |||||||||||
2015 | 2 | 2 | ||||||||||||||
2016 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | |||||||||||
2017 | 1 | 3 | 1 | 2 | 6 | 1 | ||||||||||
2018 | 3 | 4 | 1 | 1 | 1 | 9 | 1 | |||||||||
2019 | 3 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 5 | 4 | ||||||||
2020 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 4 | ||||||||
2021 | 5 | 1 | 1 | 1 | 5 | 3 | ||||||||||
2022 | 7 | 1 | 1 | 1 | 1 | 8 | 3 | |||||||||
2023 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 4 | ||||||||
2024 | 5 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 9 | 4 |
海外派遣学生数
各年度5月1日現在(単位:人)
年度 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工学部 | 22 | 26 | 59 | 49 | 25 | 34 | 30 | 33 | 30 | 11 | ||
環境情報学部 | 25 | 12 | 19 | 21 | 23 | 8 | 2 | |||||
経営情報学部 | 2 | |||||||||||
スポーツ健康科学部 | 5 | 1 | 6 | 5 | 2 | 4 | 3 | |||||
大学院工学研究科 | 1 | 5 | 1 | 3 | 1 |