工学部建築土木工学科
Department of Architecture and Civil Engineering
快適に、安全に、
かつ美しく。
暮らしの空間全体を
未来志向で構築せよ。
少子高齢化は加速し、
情報技術は大きく環境を変えていく。
地震や集中豪雨など自然災害の脅威は
どうなっているのだろうか。
そんな暮らしを取り巻く空間全体を、
数十年、百年先を見据えて構築していく。
快適に、安全に、かつ美しく――。
未来の社会づくりがここから始まる。
社会インフラを探る。
学びのポイント
Learning Points
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Point.01
目標は一つ、
スペシャリストへ建築土木工学科は、建築・土木のスペシャリストを目指すための4年間。実験や現場に触れる体験も豊富で、実践を繰り返す中で専門的知識と技術を修得していきます。
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Point.02
キャンパスを飛び出す
産学連携プロジェクト地域に足を運び、実情と課題を探ったり、現場が求めるスキルを企業から直接学んだりと、産学連携プロジェクトが活発。キャンパスを飛び出した学びが成長につながります。
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Point.03
多彩な専門資格が
未来の活躍を後押し業界での活躍を目指すためには資格も必要。学内外の講師による資格試験対策も充実しており、在学中に二級建築士に合格した学生も。公務員講座も充実しています。
コース紹介
Introduction of Courses
建築コース
構造力学や材料学、CAD製図といった基礎知識をベースに、快適で安全、そして美しい建築を創造していきます。建築士やインテリアコーディネーター、専門知識を持った公務員など、建築に関わる多彩な分野で活躍できる技術者を育成します。
土木コース
自然災害のメカニズムを理解し、防災力と機能面を高めた社会基盤を構築するための知識・技術を修得した土木技術者を育成しています。卒業生は、公務員(土木職)や建設コンサルタント技術者、土木施工管理技術者などとして活躍しています。
4年間の学びと履修モデル
Four-year study and course model
- 講義
- 演習・実習を含む科目
- 卒業研究
※上記の表は専門分野の科目を抜粋して表記しており、一般教養科目等は含まれておりません
※科目・開講期については、変更となる可能性があります
目指せる資格・免許
Qualifications and Licenses
- 建築士(一級・二級・木造)
- 技術士・技術士補
- 建築施工管理技士(1級・2級)
- 宅地建物取引士
- 土地家屋調査士
- マンション管理士
- 消防設備士(甲種・乙種)
- 測量士・測量士補
- 2級土木技術者
- 高等学校教諭一種免許状(工業)
- 土木施工管理技士(1級・2級)
- シビルコンサルティングマネージャ
- コンクリート主任技士・技士
- コンクリート診断士
主な就職先
Major Employers
- 企業
- 大和ハウス工業/西日本旅客鉄道/竹中工務店/五洋建設/熊谷組/大東建託/大和リース/飛島建設/応用地質/コマニー/鴻池組/大日本土木/大鉄工業/金下建設/川田建設/日本ピーエス/西原衛生工業所/タマホーム/ソネック/加賀田組/石黒建設/真柄建設/K&E/市川工務店/塩谷建設/日本海建興/NITTOH/日本海コンサルタント/東洋設計/サンワコン/国土開発センター/兼六建設/坂川建設/辻広組/道端組/村中建設/クロダハウス/北陸ミサワホーム/キミコン/田中建設/石友ホームグループ/永森建設/見谷組/技建工業/タキナミ/木下設計/走坂建築設計事務所
- 公務員関係
- 福井県庁/福井県警察本部/黒部市役所
- 教員
- 福井県/富山県
- 進学
- 福井工業大学大学院/福井大学大学院
※法人格は省略しています
PICKUP TOPICS
小原ECOプロジェクト
廃村の危機に瀕した勝山市山間部、小原集落のふるさと再生を目指すプロジェクト。長年取り組む古民家修復は、学生の「実践を通した学びの場」になっています。「ふるさとづくり大賞(内閣総理大臣賞)」など受賞歴も多数。
PICKUP TOPICS
DX※の推進
建設分野では労働環境の改善、生産性向上などが課題とされています。これらに対する取り組みとして、ICT技術などを活用するDXが進められており、本学科でもドローン測量や3次元モデルなどを積極的に導入しています。
※デジタルトランスフォーメーション
PROFESSOR'S MISSION
建築・土木に求められる
使命は何か。
時代に応える
教育・研究を展開。
AI・ICTの技術革新や少子高齢化が進んでいます。私たちの生活環境も社会形態も今後、大きく様変わりしていくことでしょう。さらに、建築・土木分野にとっては、安全・安心を築く災害対策、老朽化した社会システムの維持管理、地球環境保全も重要なテーマです。このように建築・土木は人々の生活や社会の動きに密接に関係しています。私たち建築土木工学科では、そんな時代に呼応し未来を見据え、DXを採り入れた教育カリキュラムや研究を積極的に進めています。2050年、人類は月で生活を始めているかもしれません。未来を創造していくためには、建築・土木の専門知識だけでは不十分。多岐にわたる情報・知識が必要で、自ら進んで行動できる意欲が欠かせません。未来志向でともに学びを深めていきましょう。
宮本 裕司教授