お知らせ

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2019年8月28日、奈良俊幸越前市長をはじめ越前市役所の方々、武生商工会議所・越前市商工会の方々をお招きし、本学AI&IoTセンターの教員との意見交換会が本学にて開催されました。
今回の意見交換会は、越前市と武生商工会議所と越前市商工会と本学との地域連携協定に基づいた連携事業の一環として開催されたもので、先ず本学掛下学長と奈良市長のご挨拶ののち、本学AI＆IoTセンターの芥子センター長より参加者の皆様へセンターの紹介が為されました。
次に越前市企画部政策推進課の大友副課長より、自治体におけるAIやIoTの活用についての発表がありました。
その後、意見交換会の時間に移りました。
越前市側からは、具体的なニーズやシーズを実用化するアイデア等を大学や研究機関が出し、自治体がその為のフィールドを提供して若い研究者や技術者を集め、一緒に作っていきたいとの意見が出されました。
本学からは、これまでない価値を作ることは難しいが、自分たちの地に足が着いたところから、良く考えたら普遍性や地域性があるような古くて新しいビジョンが転がっていないかと考えている。社会は価値がどこにあるのかが変わっていくので意見を聞くような地域密着型の連携がとれる仕組みのようものがあればいいと考える。などの意見が出ました。
商工会議所や商工会からは、費用の面で行政側が支援するという事が出てくるのであれば、どこかの時点でAIやIoTの普及に向けた場を設けるのは必要なことであると考える。実際に対応している企業も既にあるので、大学側からも情報を得つつ、一つずつ取り組まなければならないという意見が出ました。
今後も自治体・産業界・大学が協力しつつ、情報の接点を一つずつ設けることを重ねて継続していき、AIやIoTの普及に向けた取り組みを推進していくことで互いに意見の一致を見ました。

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