お知らせ

昨年、福井県では県民衛星の打ち上げを目指し、福井県民衛星技術研究組合が設立されました。
　また、福井工業大学でも、私立大学研究ブランディング事業として『ふくいPHOENIXプロジェクト』を
開始しており、福井にとって宇宙が身近なものとなろうとしています。
　一方、国際宇宙ステーションには、日本人宇宙飛行士が常駐し、将来の宇宙利用に向けた実験・研究を進めています。地上とは異なる宇宙環境の利用により、材料科学、生命科学などの分野の発展が期待されていますが、その実現のためには、高真空、微小重力などの宇宙環境に対応した機器、機械の開発が必要となります。
　今回の公開講座では、上記を背景に高真空、微小重力などに対応した宇宙用機器、機械の開発の歴史をレビューするとともに、今後の展望についてみなさんと考えていきたいと思っています。　　
　
◆日　時：　平成29年7月19日（水）13：00～15：30
◆会　場：　福井工業大学1号館8階805講義室（福井市学園3丁目6番1号）
◆参加費：無料
◆スケジュール
【基調講演】13：00～14：00
　講師：成田 伸一郎 氏（宇宙航空研究開発機構・研究開発員）
　『実践的宇宙メカトロニクス～JEMRMSとこれからの宇宙探査で活躍するロボット達～』
　　※（注）JEMRMS：国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」のロボットアーム

【技術講演】14：00～14：40
　講師：西岡 岳 氏（福井工業大学工学部機械工学科 教授）
　『スペーストライボロジー～宇宙機器の潤滑技術～』

【パネルディスカッション】14：45～15：30
（話題提供）
　講師：酒井 良次 氏（サカセ･アドテック株式会社 専務取締役）
　『宇宙用材料技術・宇宙大型展開構造技術とそのスピンアウト（地上転用）』
（クロストーク：司会進行/西岡 岳 氏）
　『民生技術と宇宙技術』
　成田 伸一郎 氏
　酒井 良次 氏
　羽木 秀樹 氏（福井工業大学工学部機械工学科 教授）


＜お申し込み方法・お問い合わせ先＞
　◆申込方法：こちらをクリックして下さい。
　◆申込先：福井工業大学　地域連携研究推進センター（〒910-8505 福井市学園3丁目6番1号）
　◆ＴＥＬ：0776-29-7834
　◆ＦＡＸ：0776-29-7843
　◆E-mail：futcrc@fukui-ut.ac.jp