お知らせ

平成28年3月22日（火）福井県国際交流会館にて「平成27年度　福井県文化賞・文化功労章・文化奨励賞」表彰式が開催され、デザインコンサルタントとして地域で活躍の傍ら、本学 大学院工学研究科 社会システム学専攻デザイン学コースにて大学院生として在籍している　景山直恵さんが文化奨励賞を受賞されました。
福井県文化奨励賞は文化活動で将来の飛躍が期待される個人・団体に贈られています。

景山さんは1992年にデザイン事務所を設立し、デザインコンサルタントとして活躍。プロダクトデザインからディレクションまで携わった、中心が溶けるにつれて内側の灯りが外側の和紙を通しほのかに透ける独特な和ろうそくが2013年グッドデザイン賞を受賞。アートディレクションを手掛けた薄さ2mmの軽量でコンパクトな老眼鏡が同年同賞を受賞。福井県の伝統工芸の職人を育成する事を目的とした公開講座「伝統工芸職人塾」の開催、福井市まちづくりセンター「ふく＋（ふくたす）」のセンター長を勤められるなど、地元福井のために様々な活動をされています。
大学院では、越前和紙を使用した新たな様式の蚊帳の開発に取り組み、英語や職業倫理といったデザイン関係以外の講義も受講。ティーチングアシスタントとして講義の補助も行い、講義後直接打ち合わせへ移動するなど仕事と学業の他、家事と子育てでご多忙ななか充実した学生生活を送られています。

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