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2026.04.30

文部科学省事業でS評価 福井工業大学あわら宇宙センターの月通信地上局開発

 福井工業大学あわら宇宙センターでは、文部科学省・令和4年度宇宙航空科学技術推進委託費(宇宙探査基盤技術高度化プログラム)において実施した「超小型月探査機の高度化に資するコンパクトな衛星地上局システムの開発」が、事後評価においてS評価を受けました。最終評価では、想定以上の数の月探査関連衛星との通信実証に成功し今後の利用展開が期待できる成果であると認められました。

 文部科学省の最終評価はこちらから

 本事業では、13.5mアンテナを中核とする衛星地上局システムを整備し、月探査機運用に必要な通信・運用技術の構築、探査機との適合性試験、実信号受信による性能確認、人材育成を進めてきました。最終評価では、大学として月―地球間通信を支える先駆的な基盤整備であり、今後の月探査インフラの発展や人材育成への波及効果が期待される点も高く評価されています。
 さらに、本事業を通じて整備・蓄積してきた地上局設備、受信運用技術、観測経験は、その後のNASAアルテミスII計画におけるORION宇宙船信号の受信にも大きく役立ちました。あわら宇宙センターにおける受信対応は、本事業で培った技術基盤と運用力の延長上にあるものであり、本学の宇宙探査支援能力の発展を示す成果の一つとなっています。

 本事業に引き続き、令和7年度宇宙航空科学技術推進委託費(宇宙人材育成プログラム/宇宙専門人材育成)において、「あわら宇宙センターを基盤とした実機活用による実践的宇宙人材の育成」が採択されており、今後も、月・深宇宙探査を支える地上局技術の高度化、人材育成、大学間・機関間連携の推進を通じて、宇宙探査基盤の発展に貢献してまいります。


お問い合わせ:社会連携推進課