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SDGs Target No. 11.12
2024 年 1 月 1 日に石川県能登地方に発生した能登半島地震(M7.6)では、多くの木造住宅が倒壊・全壊し、インフラ設備にも甚大な被害が発生した。著者も地震後に日本免震構造協会のメンバーとして現地に入り、被害調査を実施した。
石川県七尾市に建つ免震構造の恵寿総合病院は、震度6強の地震の揺れを受けたが建物本体の損傷がほとんどなく、医療機能を継続することができた。地震後の調査によって免震層の最大変位は約 19.5 cm に達し,免震効果が病院の被害を低減したことを確認できた(JSSI報告書)。一方、七尾市では防災科学技術研究所によるK-net七尾の観測点で、地盤の揺れの加速度記録が観測されていた。本研究では、この観測記録を入力地震動とした免震建物の応答解析を行い、免震効果を解析的に確認する検討を行った。
【文責】 宮本 裕司