お知らせ

7月19日（水）1限目、北嶋宜仁 氏（日本原子力発電株式会社　安全室 室長）による「品質保証活動」の授業が開講されました。
この授業は、平成２８年度、原子力規制庁に採択された「コンプライアンス意識を持つ、GLOCALな原子力人材育成事業」の一環として実施されました。
原子力事業の品質を保証することとは、「原子力安全」を達成することであり、適切な運転状態を確保すること、事故発生を防止すること、あるいは事故の影響を緩和することにより、業務に従事する者、公衆及び環境を、放射線による過度の危険性から守ることであると説明していただきました。また、品質問題にかかわる実際に起こった事故について解説していただき、品質管理、ヒューマンエラーについてなど品質保証による原子力発電所の安全確保の考え方について詳しく解説して頂きました。
受講した学生からは「品質を良くしていくことで、事故を少なくすることが分かり、品質を守るにはとても大切なことだと分かった。」「ヒューマンエラーの対策は、人間の弱点をカバーするものになっていなければならないことを理解した。」といった感想が聞かれました。