お知らせ

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2024年8月18日（日）、タイ王国北部チェンマイで行われた「こよりプロジェクト2024」の最終発表会に本学デザイン学科の学生がオンラインで参加し成果発表をしました。このプロジェクトは地元の工芸家と大学生、本学の大学生の3者が協働し、地域の特産品を使った新商品を作り出すことを目的としています。

学生たちは今年4月26日（月）～5月6日（日）にも講義を受けたのちに、数名のグループに分かれてタイ北部ランナー地方にある各地の工房に３日間をかけて訪問。文化や工芸品について学び、工芸家や大学生との交流やディスカッションを行うワークショップをおこなったのち、帰国後もオンラインで打ち合わせを重ねてアイディアを練ってきました。

最終発表会では、合計10名の本学学生がそれぞれのグループに分かれ、新商品のプレゼンテーションを行いました。ランパーン県の山岳地帯に住むカレン族の伝統的な織物技術と日本の伝統的な装いである着物のゆったりとした造形を融合した服飾デザインや、従来はタイ寺院で用いる器として作られてきた竹製品の技術を家庭で飼われる猫のためのプロダクトデザインに応用した取り組み、そして、彩色や表面加工した木片による新たな装飾品の提案など、日本とタイの文化がコラボレーションした新製品が数多く発表されました。