福井工業大学図書館

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開館カレンダー

開館時間 8:30 ~ 22:00
受付業務 9:00 ~

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休館  8:30〜17:30  8:30〜13:30  8:30〜22:00  8:30〜20:00  
8:30〜12:30

館長あいさつ


図書館長 松浦敬三

福井工業大学図書館の目的は何でしょうか。それは、金井学園の学生、生徒、教職員の教育・研究を支援することです。もっと具体的に言えば、教育・研究に必要な情報の入手・蓄積・管理と必要な方への提供、そして、皆さんが勉強、研究するための空間を提供することの2つです。
まず、情報提供の点で図書館の重要性について説明したいと思います。皆さんの中には情報提供は、もうAIで代用できるのではと思う人もいるかもしれません。実際、私も研究ではAIの恩恵にあずかっています。ただ残念ながら、今のAIでは常に適切な回答を返してくれるとは限りません。私もAI使いながらなぜこんな簡単な問題を間違えるのかということに何度か遭遇したことがあります。一方、図書館で保管している書籍や論文・資料には、必ず著者名や発行団体名が記載されています。これは、その書籍や論文・資料に対して著者、発行団体が責任を持つことを示しています。書籍や論文・資料が出来上がるには、多くの人が介在して、何度も推敲されて信頼されるものになっていくわけです(特に学術分野では)。このように信頼できる知識の保管庫として図書館の意義は未だに失われていません。いやネット上にフェイク情報が蔓延する現代ではさらにその重要性が増していると言えます。
次に、空間としての図書館の重要性について説明したいと思います。個人的な経験で恐縮ですが、私は学生時代、大学の図書館の雰囲気がとても好きでした。広いデスクの前に座り、静寂の中、大きい窓を通して図書館の外の大学の並木をじっと眺めている時間がとても好きでした。少し大げさにいうと、自分が人類の知の宝庫の中にいることを感じさせてくれるものでした。やはり図書館は皆さんの学習や研究に集中してもらうための空間を提供するというのがとても大事なことと考えています。ただ、現代において、知を創造するためには、静寂な空間だけでは不足しています。他者との議論も不可欠です。そのために、「ラーニング・コモンズ」があります。ここではグループディスカッションやプレゼン練習、語学の音声学習もできます。このように、人が集まり知を創造する空間として図書館もとても重要です。
私は、令和7年4月1日付で図書館長に着任したばかりですが、このような図書館の重要性を認識して皆さんが図書館を十分活用できる環境を職員の方々と協力して整備していきたいと考えております。ただ、そのためには、皆さんに図書館を利用いただくことが必須条件となります。是非、福井工業大学図書館に来館いただき、皆さんと一緒により良い図書館に発展させていければと思っております。

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