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能登半島と輪島朝市の旅

平成19年11月10日(土)午後12時25分『工大前定刻より5分早くバス出発!』と第一報が福井県支部荒井さんより今回の幹事(石川県支部)で、金沢駅で待つ谷口の携帯電話に入る。 その後次々と各県の支部長から『参加人員異常なし、予定通りの場所で待つ』と自主的な連絡あり。イベントも回を重ねる事にスムースに進行。今回も楽しい旅の予感あり・・。金沢駅ですべての参加予定者を乗せ、今回の旅の目的地の『能登半島』に向け出発。青と白のコントラストのきれいな日本海を左に眺めながら能登有料道路をひた走り。車内では簡単なウェルカム挨拶の後、さっそく金沢芝寿司の試食と藤井幹事による良く冷えた地元産キウイワインの差し入れ。JA野々市でのご自身が担当したワイン開発秘話と飲み方マナーを面白おかしく紹介。あっという間に千里浜なぎさドライブウェイに到着。ここは約8kmにわたる波打ち際をクルマで走ることができる日本唯一の砂浜道路。ここでも地元ならではの連絡網でバス到着に合わせての熱々の名物いかダンゴのプレゼント。(石川県支部役員が全員幹事としてバックアップ) このなぎさを散歩した辺りから、初めて参加された方々も車内で打ち解けはじめられて、同窓会の良い雰囲気が醸しだされてきました。なごやかな会話とふんだんに用意された飲み物・つまみ類、そして進路ナビの黒川幹事にバスガイドの山下幹事、会計担当の坂口幹事とそれぞれの協力でまずは順調なスタートダッシュ。バスは能登半島の真ん中の尾根部分をつっ走る快適な能登有料道路をひた走り真新しい能登空港で小休止。見附島(軍艦島)見学では、日没後で真っ暗闇でまったく見えず・・。ただ聞こえるのは潮騒だけ・・。40数名が暗闇で右往左往していたのは思い出すだけでも滑稽で、めったに経験できない貴重な?体験でした。(幹事冷や汗) 定刻より少し遅れて18時過ぎに本日の宿泊先『珠洲ビーチホテル』到着。 このホテルは天皇陛下もお泊りになった奥能登最先端のリゾートホテル。この素晴しいホテルを我がイベントのためにほとんど貸切り状態。4名泊れる部屋を全室2人定員で、部屋割りも他の少数のお客さんにも騒音で迷惑がかからないよう配慮の行き届いた心遣いまで。少し慌しかったホテル前の大きい温泉『すずの湯』へ入って頂いた後いよいよ宴会の大広間へ。 谷口石川県支部長の歓迎の辞、次いで山田同窓会会長挨拶より開始した宴会では、奥能登ならではの地産素材を生かした山海の幸料理が次から次に運び込まれてくる。特に今回は11組の夫婦・家族の参加というこれまでに無かった参加者構成となり終止なごやかでアットホームな宴会になったことをご報告致します。 福井から今回初めて家族4名で参加された私市さんも大変感激されていたのが印象的でした。ホテル側もたくさんの人手をかけての歓待でした。21時すぎ、まだ中締めにはもったいない雰囲気でしたが、場所を移動し恒例の2次会へ。最上階のラウンジルーム『ピコ』へ。小松の西尾幹事が段取り。冷えたビールをはじめ洋酒から吟造酒・つまみまで総て持込み用意(費用節約)。新しい洋式スタイルでの2次会スタート。 司会は金沢の五木ひろし?こと藤井幹事!笑いあり、泣かせありの名調子。カラオケに、お酒に、おしゃべりにと、言葉では言い表せない至福のひと時でした。大橋滋賀県支部長差入れの柿を食べて2次会も無事終了。(後片付けも皆ですぐ完了/さすが工大同窓会) その後の部屋に帰ってからの3次会は私はおぼろ・・。皆さんゆったりとお休みになられた様です。 2日目。皆さん元気に朝食会場へ。昨晩のすばらしい懇親会を経験された事で、お互いの垣根が一気に取払われた様であちこちで活発な挨拶が交叉。 ホテル前で記念撮影後8時輪島に向けて出発。バス内はおしゃべりで一杯。今日は、右側に外浦の荒れた海岸線を眺めながら窓岩の曽々木海岸を通り棚田で有名な千枚田到着。ここでJP輪島の西幹事と輪島市議の漆谷幹事が見学の案内に合流。(夫婦で参加中の宮崎敦賀市議を紹介)ここから輪島へ向かい『輪島かに祭り』の会場に学園バスをドンと駐車して、いざ朝市へと繰り出したが、タイミング悪く無常の雨が・・。傘をさしての朝市散策でしたが、約360mの通りの両側に、途切れことなく200軒以上の露店が連なり見るだけでも楽しくなる通りです。天気がよければ朝市から輪島塗の工房に立ち寄ったり、ショップめぐりを楽しむ計画でしたが残念でした。早めにカニ祭りの会場にもどり、気を取り直して自由に分散して、焼きカニ・カニ汁・つぼ焼を楽しんでいました。そして最後は各家1箱づつでしたがカニの前売り券によるカニの購入。会からも補助して1000円で中には3~4杯ものカニが入っていた。(券購入は漆谷氏にお世話頂いた)いいお土産で全員感激。バスのトランクはカニ箱で一杯でした。西幹事のお見送りを受けながら輪島から穴水湾の昼食民宿へ移動。牡蛎のフルコース(焼き牡蛎食べ放題・もずく酢・牡蛎フライ・牡蛎飯)新鮮朝取れ牡蛎で名高い民宿『かき浜』焼牡蛎専用に作られた長い炭コンロ台に前掛けエプロンをして、両方から座り、牡蛎を焼き『パクン!あちちち』で食べる。究めて単純だがこれがなかなか美味い。焼ける合間に飲むビールがまた旨い(予算超過のビール量で幹事冷や汗?)フライも中に身が3個も入ったジャンボサイズ。焼き牡蛎食べ放題で満腹の声ばかり。最後はタッパをもらいかき飯は家庭へのお土産でした・・。 帰りのバスの中はこの牡蛎の食べ放題の話で大盛り上がりでした。『石川県支部よありがとう』の連呼で幹事一同恐縮。この穴水から金沢までの帰路バス内では、山下幹事の名司会で参加者全員が参加して種々な意見交換がありました。同窓会という絆で結ばれ、2日間でしたが寝食を共にした仲間ですから、発言も本当に飾らず本音の意見が沢山出て大変よいコーナーが出来たと感謝です。自己紹介あり、職場紹介あり、同窓会活動への注文あり、自分の信念あり、果ては自分の奥さんへの注文まで・・と普通のバス会社のツァーと異なり、同窓会イベントバス旅行らしくなり主催者として大変うれしく思いました。 金沢駅で一部解散し、後は福井県支部の金井さんをはじめ役員の方々に面倒お願いして、最終工大前でバス内を片付けてから今回のたびの終了でした。 石川県支部長 谷口一郎 (記)