年に一度開催される、福井工業大学同窓会の親睦旅行が、私達女子短期大学支部主催で、執り行われる事になりました。この旅行を残念ながら参加出来なかった会員の皆様に少しでも雰囲気を伝えたくて、随筆記としてまとめてみました。 平成18年10月21日、学校法人金井学園のご好意で用意して下さった、学園バスが福井アカデミアホテルの前で、参加者を時遅しと待っていました。その横で女子短期大学会員(この旅行を企画した有り難い人達)が、皆さんに少しでも楽しんで頂こうと、お酒やおつまみをバスに積み込み準備完了! 遠くより参加して頂いた新潟支部会員と福井支部会員が挨拶を交わしながら、金井学園運転手の伊藤さんの安全運転でいざ出発。 滋賀県支部、愛知県支部そして東京・横浜から参加して頂いた皆さんと、米原駅にて合流し目的地である、和歌山県へ向けてLets`GO 旅の途中で、女性陣の強い要望によりミキモトパールに立ち寄り短時間ではありましたが、心の満足と買物に目を輝かせておりました。途中、休憩を取りながら一路宿へ。あたりもすっかり暗くなった頃、本日の宿泊先である南紀勝浦温泉「越之湯」へ到着。すぐに荷物を部屋に置いて、夕食のバイキング会場へ・・ 山田同窓会会長の音頭で乾杯。料理に舌鼓みしながら、皆さんが近況や色々な話に弾んでいました。恒例の2次会は、一番大きい部屋に集合し円座になって缶ビールで又、乾杯。 その後、カラオケに興じるグループや、温泉に浸かっていい気分になる人など色々、秋の夜長も更けていきました。おやすみなさい。 翌朝は、バイキングにて食事をして、ホテルの前にて参加者全員で集合写真を撮り、8時に「熊野古道」に向けて出発。近くの駐車場にて語り部の人と合流。どのようなおばさんと思いきや、若くてきれいな、熊野・那智ガイドの会の坂野さんという女性でした。 その為か判りませんが足取りも軽く徒歩にて入山。振ヶ瀬橋を渡りきった所から神の道となり、大門坂茶屋や大きな夫婦杉を仰ぎ見て、苔むした石畳の大門坂で語り部の話に耳を傾けて平安時代にタイムスリップ。 感動と心の安らぎを感じながら、次ぎの景勝地「熊野那智大社と那智の滝」へ移動。 数百段の階段を登って那智大社の拝殿で参拝、展望台よりみごとな那智の大滝を眺めながら、そこを後にして大滝へ、近くで見る那智の大滝は勇壮で133mから落下する音とパワーで、心が洗われるような気分も束の間。語り部の坂野さんに別れを告げて、帰路につきました。途中、お土産物店に立ち寄り、家族や友人にとおみやげ物を手にしてバスの中へ。その後、海鮮食堂にて昼食をとった後、愛知県支部・滋賀県支部・東京の方々と最寄の駅で下車「来年もまた逢いましょう」を合言葉に別れ一路福井へ…。 今回参加して頂いた皆さんどうも有難う御座いました。皆さんの心の中に少しでも楽しい思い出として残った事があれば幸いです。また、参加出来なかった皆さん、次回は是非参加して下さい。
福井女子短期大学支部 金井 泉 記