お江・浅井三姉妹と伊井直弼ゆかりの地の旅 滋賀県支部 晩秋の近江旅は、お江の生誕の地、浅井長政の小谷城(おだにじょう)跡の歴史博物館からスタートをしました。歴史博物館では、観光ボランティアの方の説明は、非常に興味深く熱弁を振るわれ、全員が時間を忘れて聞き入って、質問もされて歴史好きの少年、少女の顔に戻っていました。 国友鉄砲の里では、種子島に鉄砲が伝わり、ねじを作る技術を構築することが出来た為、この地で鉄砲作りが盛んになった等の説明を受けて、会長をはじめとした機械工学科卒業生は学生時代に戻った様なキラリと光る眼差しで説明を聞き入っていました。 お江の誕生の地からホテルまでの車中では、地元出身の北川会計監事がお江の話から彦根城に就いて名調子での説明があり、福井と滋賀との歴史的な深い繋がりがあることを改めて知る機会を得ました。また、彼が準備してくれた音楽テープの“ああ北の庄”が流れ聞き入っている間にホテルに到着しました。 2週間程前であればホテル到着時間には、夕日を眺望することが出来たのですが、秋の日はつるべ落しと云われる様に早く暗くなり、残念ながら、ホテルからの夕焼けは見られずに、ビューフェタイプの夕食を素早くすませ、2次会場である白数副支部長の務めるカラオケ店にタクシーで向かいました。 始めに、山田会長、平塚滋賀県支部長の挨拶を頂き、小林福井県支部長の乾杯の音頭で宴が始まりました。1部は、全国的に有名になった“たねや”のバームクヘン等や“ひこにゃん”のぬいぐるみ等を景品としたビンゴゲームで盛り上がり、2部は、日頃鍛えた歌声が披露され、いずれの方も歌姫ばかりで盛り上がりました。 石川県支部事務局長の山下氏の力強い中締め後も宴は盛り上がりをみせて、日付が変更する寸前で、吉田福井県支部副支部長の本締めでやっとお開きとなりました。 2日目は、滋賀県支部の普段の行いが影響してか、雨模様になってしまいました。 彦根港から、船に乗り雨で霞んだ琵琶湖を進み竹生島に向かう風景もなかなかのものでした。竹生島桟橋に到着してからは、一段一段の高さが高い険しい石段を登り西国三十三箇所の一つで弁財天や特別展示を拝観して、気が付くと船の出港時間になっていた。 さすがに、昨夜の疲れか、険しい石段の影響か、帰りの船の中は、多くの方は眠りながら彦根港に戻りました。 彦根港には、正午に着いたので皆さん期待の昼食を、彦根城近くのキャスルロードの中にある、近江牛で有名な“せんなり亭 伽羅”で、古民家風の建物の中ですき焼き御膳を食べて頂きました。昼食後、健脚の方は小雨の降る中、彦根城、博物館、玄宮園を探索して頂き、残りの方は、キャスルロード(旧の城下町風)の探索とショッピングを楽しんで頂きました。予定通り14:30に彦根城を後にして、バスは帰路につきました。 車中では、次回ホスト役を務める愛知県支部に引き継がれるセレモニーが行なわれ、平塚滋賀県支部長の手から田畑愛知県支部長の手に名札が渡されました。