活動紹介

その他

冬の味覚と古寺をたずねて

福井工業大学同窓会にて毎年恒例となっている支部主催による懇親会イベントを福井県支部が担当する事となりました。

[写真左]全員の記念撮影[写真右]歓迎の挨拶をする会長

今年は、冬の味覚越前ガニを食し小京都と云われる小浜の古寺をたずねてをメインテーマとして企画しましたところ、全国から35名の参加者がありました。 このイベントの楽しかった状況を、参加できなかった同窓会会員に少しでも伝わればと思い報告させて頂きます。

平成15年11月22日。天候曇り、大学の集合場所である、福井アカデミアホテルに新潟の会員が第1陣として到着、その後各県から福井集合の会員が次々と到着しました。出発時刻30分前には全員が集合し皆さん方のこのイベントに対する期待がヒシヒシと伝わって参りました。大学のご厚意により大学の大型観光用バスを提供して頂きました。そのバスに飲み物つまみ等をたくさん積み込んで、滋賀・愛知およびはるばる東京から参加される会員の方々が待っている敦賀市へ出発。JR敦賀駅とサンプラザ万象の二箇所にて、参加者全員が乗車し宿泊地である「海のホテルひろせ」に一路向かった。車中では、先日行われた石川県支部設立の話や各支部の話で盛り上がり、会員相互の親交が深められこの後の宴会プロローグ(序章)となりました。

風呂上りの、PM6時30分「カニづくし」の言葉に期待の胸をふくらませ、いざ懇親会場へ! 宴会場へ一歩入ってのカニの刺身・カニ鍋・カニの天ぷら等などの料理を見て「スゴイ!」の声があがり、この時、幹事一同よかったと胸をなでおろしました。 懇親会は吉兼福井県支部長の歓迎の挨拶に始まり、次いで山田同窓会会長の挨拶。中でも会長の主催者に対しての労いの言葉に幹事感激。 大橋滋賀県支部長の乾杯の後、ステージでは福井県支部の村岡三重子さんによる剣舞を披露してもらいました。なんと剣舞の気迫が素晴らしい事、さすが名取だけあると一同感心!村岡会員の余興で開演の場が大いに盛り上がりました。 その後ビールや酒を酌み交わし先輩・後輩と昔話が弾み、やはり同窓会の集まりは良いな~と感じ入った次第。

最後は田端愛知県支部長の中締めにより終宴。その後、客室に移り二次会。車座になり今後の会のあり方や、社会人としての仕事の話等、真顔で聞き込む人、高笑いする人、さまざまな顔・顔・顔でした。有意義な夜を過ごし、深い寝息と共に就寝。

2日目。天候晴れ、出発30分前には全員ロビーに集合。定刻8時出発。上中駅にて語り部(ボランテア・ガイド)が乗車する迄の間、車中会議を開催、議題は「支部長サッミト」。資料を事前に準備し内容を説明し可決。時間を有意義に使うという事は、さすが福井工大同窓会。

上中で「若狭の語り部」が乗車し、日本海側随一の国宝三重の塔を有する明通寺へ。そこでは住職より寺の歴史ある由来を拝聴し合掌。その後、お水送りで有名な神宮寺へ。神宮寺は神仏両道との事で仏像に向かって二拍手を打つことOK、妙な気分であった。お水送りの場所「鵜乃瀬」も見学。

その後、敦賀ヨーロッパ軒本店での昼食会場へ。車中で滋賀県の平塚氏より、学生時代に食べたヨーロッパ軒のカツ丼の話を拝聴しました。カツ丼のウンチクがおもしろく、何故滋賀県の人がその様な事迄知っているのか不思議でした。ヨーロッパ軒本店では、名物福井のソースカツ丼を在学中の当時を思い出しながら舌鼓をうった。

帰路途中におみやげタイムを設けた。そこでは家族用にと日本海の魚・カニ等を買い求める皆さんの姿がありました。

敦賀にて6名下車、下車された皆さんの帰路の無事を祈ってバスは一路福井へ。福井到着(PM4時)。皆さん満足感と心地よい疲労で下車。「ありがとう」と「又会おう」の言葉で再会を約束し、皆さんそれぞれ家路の帰宅の途につきました。

この様な経過のイベントでありましたが、福井県支部長を始め幹事一丸となっての、ホスト役がなんとか果たせたかなと思っています。

最後に、終始安全運転をして頂いた学園の運転手斎藤様に心から感謝申し上げ紀行文を閉じます。皆さん有難うございました。来年は滋賀県の予定になっております、今年参加できなかった皆さん是非ご参加ください。

福井県支部 事務局 金井 義博(記)