デザイン学科
コース紹介
身近な生活環境と製品をデザインするための幅広い知識と技術を基礎から学ぶ。
都市デザインコース
私たちが生活している住宅・インテリア・家具から大規模な建築や外部環境までの設計手法を学びます。
さらに、身の回りにある小さな生活用品から、家電製品・文房具・自動車まで、デザインの対象は大小さまざま。
生活に必要なあらゆるモノと空間のデザインを学びます。
- ものづくりの姿勢と、こころを培う。
- デザイン学科の教員は全員がデザイナー。カリキュラムは実習と演習が中心です。教員のクリエイティブな発想とつくり手としての感性に触れながら、ものづくりの姿勢と歓びを学びます。デザインの原点は、なにげない毎日の風景の中にあることに気づいてほしいと願っています。
- 優れた発想を伝える力。
- いかに優れた空間や製品を発想できても、そのすばらしさを人に伝え、納得や共感を得られなければ、社会では役立ちません。効果的なコミュニケーション手法やプレゼンテーション技法の向上をサポートし、プロのデザイナーへと学生を育てます。

スケッチと模型でデザインを検討
たとえば住宅やインテリアをデザインするにしても、生活用品や工業製品をデザインするにしても、学生が在学中に実物を制作する機会はめったにありません。そこで、日ごろ大学でこれらのデザインを学ぶ際には、デザインスケッチを描き、本物をイメージできる模型をつくりながら検討を重ねる作業が中心となります。そうして試行錯誤をくり返しながら、理想的な作品に仕上げていくのです。そのプロセスを通して、だんだん自分の考えを整理し、問題を解決していきます。最後にコンピュータや3Dプリンタなどを使って、プレゼンテーションのためのパネルや完成模型を作成します。
グラフィック・Web・映像。
心を動かすクリエイティブなメディア表現を身につける。
メディアデザインコース
雑誌・広告・テレビ・インターネットなど、私たちはさまざまなメディアを通して、毎日たくさんの情報を受け取っています。
こうした情報コンテンツの制作は、楽しくて刺激的な仕事。
グラフィックデザイン、CG、Web、映像など、幅広い分野で活躍できるデザイナーやクリエイターを育成します。
- 情報って、見せ方でぜんぜん違う。だからおもしろい。
- たとえば、写真や文字、イラストなどを美しくレイアウトして広告や雑誌の誌面をつくる。モデルや商品が生き生きと見えるグラフィックデザイナーの「魔法のような技術」を教えます。
- 説明から納得へ、さらに感動へ。
- 情報を取捨選択し、整理する力。多彩なメディアを駆使する能力、整理した情報をわかりやすく伝える技術など、プレゼンテーションでは説明できて当たり前。さらに「感動」を与える作品をめざして、学生たちが学んでいます。

色見本と紙見本で仕上がりを検討
複数のジャンルを学ぶビジュアルデザインコースでは、ポスターやロゴマークなどのグラフィックデザインをまずは中心に据えて学びます。グラフィック表現に動きが加われば映像に、グラフィック表現にボタンの機能がつけばWebデザインへと発展していきます。グラフィックデザインといっても、コンピュータの画面に向かう作業ばかりではありません。写真のようにプリントした作品を見て、色や構図を友人や教員と一緒に検討しながらデザインを決めていきます。紙の質感や印刷のインクまでこだわってクリエイティブな表現が生まれるのです。