小原ECOプロジェクト ~ふるさとを守る~

ふるさとの「生活遺産」を学生の手で残す。

地方の過疎化は日本が抱える深刻な問題。福井県山間部にある小原集落も廃村の危機に瀕し、伝統的木造建築など、歴史的価値の高い景観が失われようとしています。そこで本プロジェクトでは、夏休み期間を利用し、学生たちが大工棟梁の指導のもと、空き家になってしまった古民家を泊まり込みで修復。さらに、祭りやカフェの運営を企画するなど、ふるさと再生に取り組んでいます。2015年度には、「ふるさとづくり大賞」の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞。昨年は、民家に併設してピザ窯をつくるなど、12年目を迎える本プロジェクトは年々スケールアップしています。体験学習を通して、楽しみながら地域の問題に挑んでいます。