福井工業大学における多様な人材活躍推進の基本方針
基本方針
少子高齢化やグローバル化の進展など社会環境が急激に変化する中、福井工業大学が、地域の「知」の拠点として、地域に信頼される存在となるためには、地域において新しい価値を創造し、豊かな未来を実現する人材を育成しなければならない。
本学は、学園のブランドメッセージである『「知」をつなぐ。「未来」を創る。』のもと、以下の3つの目標を掲げている。
- 超スマート社会の到来と人生100年時代の中で、たくましく生き抜く自律した実践的な人材の育成。
- グローバル化の進展や社会状況の変化により多様化する社会に対応し、地域の持続的な発展に貢献できる研究の推進。
- 大学が持つ様々な「知」と「技」を地域に還元し、夢と可能性の拡大に貢献する。
これらの目標を達成するためには、年齢・性別・国籍の違い、障がいの有無など、異なる価値観や経験・背景をもつ「多様な人材」が集い、互いに知的触発を受ける環境を整えることが不可欠である。
本学は、「多様な人材」の活躍が大学全体の教育・研究・社会貢献の活力の源泉であるとの認識のもと、「多様な人材活躍推進計画」を策定し、グローバル化の進展や多様化する社会に対応できる研究の推進と、それを実現できるたくましい人材育成を通じて、地域に「知」と「技」を還元する。
多様な人材活躍推進計画
副学長を委員長とする運営企画委員会を中心に以下の計画を推進する。
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大学運営と多様な人材活躍の推進
多様な人材活躍を推進する組織を設置する。
大学の施策決定に関与する役職者や委員会委員に、多様な人材をバランスよく配置する。 -
採用、登用
若手(40歳以下の研究者)・女性・外国人・障がい者等の採用を促進し、積極的な登用を図る。
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支援・育成
若手・女性・外国人・障がい者等の支援及び育成を推進する。
施設・設備の改善などによるキャンパスのバリアフリー化を行う。
多様性人材活力推進に関する個別の実態調査やニーズ把握を行う。 -
啓発活動と地域社会との関わり
多様性人材活力推進に関するセミナー・シンポジウムを開催する。
多様性人材活力を推進する大学として、関連の教育・研究・社会貢献の充実に努める。
目標(2020~2023年度)
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大学運営と多様な人材活躍の推進
①組織の設置。
②委員会委員構成の見直し。 -
採用、登用
①女性教員比率を2023年度までに全学で12%とする。
②若手教員比率を2023年度までに全学で25%とする。 -
支援・育成
①ニーズ調査の実施。
②支援制度の充実。 -
啓発活動と地域社会との関わり
①セミナーの開催。