日本語アシスタント研修 体験者の声

研修へ参加のきっかけ

私は、教師に関心を抱いており、大学では教職課程の授業を受講しています。
将来、教員を志したときの活動の幅を広げるために、教育現場を知りたいと考えたことがきっかけでした。その中でもコミュニケーション力は非常に重要であると考え、言葉の通じない海外での経験で自信を培いたいとも考えました。

研修先での体験

日本語教師を体験しました。簡単な日本語の発音練習、漢字の書き取りだけでなく、日本文化に触れ合うための授業を担当しました。現地の先生方はよりリアルな日本語を学ばせたいという意思が強く、発音練習は特に熱心に指導しました。また、学生として、タイの文化を学ばせてもらいました。音楽、絵、言語、踊り、料理など日本とは全く異なる文化だったので、非常に楽しむことが出来ました。ホームステイ先では、タイの日常生活を体験しました。刺激的で貴重な経験だったと感じています。この研修で一番苦労したことはコミュニケーションです。会話は基本英語で行うので、通じ合えないこともありました。しかし、挑戦し続けることで、言葉の壁も次第に無くなっていきました。

研修から学んだことは

「伝えたい気持ち」の重要性です。相手に伝えたいという強い意思、聞きたいという気持ちがあれば言葉が通じなくても表情やジェスチャーを通して、伝えあうことが出来ると知りました。それを繰り返すことで話せる言葉も自然と増えていきました。これからの進路で、多くの人と関わる際に、この経験を役立てていきたいと考えています。また、挑戦することの重要性も学びました。失敗を恐れず、新たな事に挑戦した事で、自分の中の価値観や考え方を広げることが出来ました。今後も色々なことに挑戦し、自分の世界を広げたいと思います。

この研修に興味のある後輩に向けて一言

何事にも積極的に取り組んでほしいと思います。学生時代に海外で就業体験なんて、滅多に経験出来ることではないので、ぜひ挑戦してほしいです。 この研修で得た経験は、社会に出てからも役に立つと感じています。また、海外に対する距離感や価値観も大きく変わると思います!

研修へ参加のきっかけ

私は就職活動に対しての不安が大きかったため、この研修に参加することで「自分はこんなことまでしたんだから大丈夫!」と自信をもちたいと考えたことがきっかけでした。また、働く現場を自分の目で見ることで未来のビジョンを明確にしたいと考えました。

研修先での体験

研修では、漢字や日本語の文法、発音などを教える日本語の授業や日本文化を教える授業があり、現地の先生のアシスタントとして活動しました。今まで日本語を教える機会がなかったため、発音やイントネーションに注意しながら教えることが難しかったです。また美術、音楽、ダンスなどタイの文化を学ぶ授業に、生徒と一緒に参加させて頂きました。研修中は生徒の日本語コンテストへも同行させて頂きました。出場した生徒曰く、日本語に興味を持ち、独学で学んだとのことで、興味をもつことの重要性を改めて感じました。
ホームステイ先では、ホストファミリーが家族の一員として接してくれました。毎日の食事は、どれも初めて見る料理で日本では味わえない新鮮さや衝撃がありましたが、とても美味しかったです。休日は寺院へ行くなどホストファミリーと仲を深めることが出来ました。

研修から学んだことは

この研修に参加したことで、働くことへの意識が高まりました。また、研修では臨機応変な対応を求められたり、自分で授業内容を考えたり、困難な状況もありましたが、最後までやり遂げたことで自信が培われました。この経験は、今後の人生にも活かされると感じています。

この研修に興味のある後輩に向けて一言

挑戦したいけれど不安がある人は是非、一歩勇気をもって踏み込んでもらいたいです。全く言葉が伝わらない環境で自分の持っている知識を最大限に出そうとすると、思いのほか気持ちが伝わり楽しい!と感じたり、日本の常識が通じないことが新鮮だったり、興味深く感じられます。経験した人にしかわからないことが必ずあります。まず一歩踏み出して、見たことのない自分を発見してください!