福井工業大学

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オープン・リサーチ・センター

福井工業大学ORCとは

  本ORCプロジェクトでは、研究プロジェクト名「次世代環境調和型科学技術の研究開発」のもとに、本学教員15名から成るコアメンバーが今世紀の最重要課題である資源・エネルギー・環境の諸問題に総合的な視点から取り組んできました。四つの重点研究課題「エネルギーの有効利用」、「生物資源の有効利用」、「環境汚染への対応」および「地球環境の監視と保全」を設定し、多面的なアプローチと地域に根ざした研究を特色として打ち出し、学際領域の研究を推進してきました。すなわち、「エネルギーの有効利用」に関しては、次世代のクリーンエネルギー源として注目されている水素および太陽光エネルギーに着目した研究、「生物資源の有効利用」に関しては、植物由来のバイオマス、微生物由来の酵素、廃棄物系バイオマスに着目した研究、「環境汚染への対応」については、大気・水・土壌の汚染の定量分析と防止対策技術の研究、「地球環境の監視と保全」に関しては、大気、水、湖沼・海洋および環境指標生物を対象とする研究を推進してきました。「表1に研究成果の要約を示します。」
  ORCの趣旨に沿って、他大学や産業界との共同研究や国際共同研究を積極的に推進し、研究成果を国際会議や国内学協会の年次大会・討論会で発表するとともに、論文として公表してきました。「研究成果の発表状況を表2に示します。」また、本学大学院博士後期・前期課程学生ならびに学部4年次学生をコアメンバーの指導のもとに本プロジェクト研究に参加させ、若手の人材育成にも力を注ぎました。さらに、年度毎の公開研究成果発表会、年1回の公開講演会および年3~5回の公開セミナーを開催し、ORCの趣旨に沿う活発な活動を展開しました。その他、ORCニュースレターを毎年2回刊行し、公開研究成果発表会要旨集ならびに各年度の研究報告集とともに、学内外に広く配布してきました。各種の展示会にも出展し、本学ORCの研究活動を他大学や企業の研究者・技術者に知っていただくように努めました。このようなORC研究プロジェクトのさまざまな活動を通じて、学内外に人的ネットワークを拡げ、知の還元の面で地域に貢献できるように努めました。

表1:各分担研究課題についての研究成果

分担研究課題名

研究担当者

高性能有機太陽電池・有機EL素子の開発

応用理化学専攻 城田靖彦

水素の安全取り扱い技術の研究

機械工学専攻  羽木秀樹

固体高分子電解質形燃料電池の耐久化

電気工学専攻  村橋俊明

植物由来のバイオマスを利用する環境適合性高分子の開発

応用理化学専攻 畠山兵衛

微生物由来の酵素の構造解明と微生物の有効活用

応用理化学専攻 草桶秀夫

有機性廃棄物から有用産物への変換技術の確立

建設工学専攻  髙島正信

自動車の排ガスによる沿道大気汚染の動態調査研究

機械工学専攻  小栗 彰

ディーゼルエンジン排出ガスのクリーン化

機械工学科   位田晴良

土壌汚染防止を目指した両親媒性高分子の開発と機能

応用理化学専攻 森島洋太郎

有害金属の微量分析法の開発

応用理化学専攻 田中智一

フロンの放射線分解反応の基礎研究

応用理化学専攻 砂川武義

内分泌かく乱物質・産業廃棄物質の光分解の基礎研究

応用理化学専攻 原 道寛

福井地区における水環境変動の実態把握と水収支の解析

建設工学専攻  宇治橋康行

日本海における赤潮の発生予測とあわら北潟湖の水質汚染の監視

電気工学専攻  青山隆司

福井豪雨の解析および黄砂・越前クラゲ発生の解析

電気工学専攻  加藤芳信

環境指標生物としてのホタルの遺伝的多様性

応用理化学専攻 草桶秀夫

地球観測衛星を利用したリモートセンシングの環境監視に関する研究 ~ 福井県を取り巻く環境とその変動 ~

(株)ビジョンテック 原 政直
電気工学専攻  青山隆司

表2:研究成果の発表状況

学術雑誌:論文;総説・解説、図書:著書

 

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