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チビラプロジェクト
先輩の意思を引き継ぎ、過去のチビラに学ぶ。

福井工業大学のマスコット「チビラ」を、忠実に形づくり、ロボットにする「チビラプロジェクト」。超音波センサーや、全方位に電波を発し近づく人に挨拶をするなど、オリジナル機能を兼ね備え、年々進化を遂げています。昨年に完成した5代目は、まばたきをするなど、さらに複雑な動きを実現し、ラジコン操作も可能になりました。大学祭はもちろん各地のイベントで子供たちに大好評を博しています。
現在のメンバーは7人。今年は先輩たちが製作した3代目、4代目の修理を中心に取り組みます。とはいえ、先輩方の製作したチビラに現在のメンバーは製作にはタッチしておらず、ボディの中を触るのは初めて。「先輩方が試行錯誤して作ったチビラのおかげで、5代目チビラに辿り着けました。先輩の想いを後輩に伝えるためにも、大切に修理したいです。」と、メンバーは話します。
モーターの交換や、パーツの取り換えなどの作業が多く、メンバーたちは、時間のある限り活動します。特に、パーツは一つひとつが手作り。メカニックセンターで、先生からの助言をもらいながら、アルミパーツやフレームを作ります。夏に開催されるキッズキャンパスで、修理したチビラをお披露目予定。「子供たちに喜んでもらいたい」と、作業する腕にも力が入ります。
チビラプロジェクトと同時進行して進められているのが、「川崎ロボット競技会」のロボット製作です。創意工夫を凝らしたロボットが全国から集まり、デコボコしたフィールドでロボット同士の激しいバトルが展開されます。「レベルの高さだけでなく、技術力や表現力まで現代のロボットを学べる大会。是非今後のチビラ製作に活かしていきたい。」と情報収集にもぬかりがありません。今年は2体のロボットが参戦。「今年は2勝を目標に頑張りたい。」と意気込みを見せています。

大槻潔人
おおつき・ゆきと
大学院修士課程機械工学専攻2年
京都府立福知山高校出身
平成16年入学
学生の声
興が乗れば朝までものづくりできる
学生ならではの醍醐味が味わえる。
プロジェクトに参加したのは2年生のときです。卒業研究でロボットを作りたいけどどうしたらいいか分からずにいたら、チビラのことを知り、必要な知識が身につけられると思って参加しました。実際プロジェクトに入ってみると、興が乗れば時間を気にせずに朝から夜明けまでものづくりに打ち込める、学生ならではの勉強ができて楽しいですね。今まで何回も徹夜してますよ。チビラを展示会に連れていくと、小さな男の子が何度も足を運んで一生懸命コントローラーを離さずに操作している姿が見られたりして、やりがいがありますね。私はエンジニアを目指しているわけですが、ものづくりには機械に対する知識だけでなく人間関係も大事になってくると思うんですよ。このプロジェクトで、リーダーとしての責任感とか、メンバーとの関わりの大切さも勉強できるところが嬉しいですね。
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