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宇奈月温泉と黒部峡谷紅葉の旅


北アルプスの山並みが色鮮やかに紅葉して来た10月26日・27日の両日、支部交流事業として同窓会全会員公募による「宇奈月懇親会」が昨年の新潟「佐渡懇親会」に続き、今年富山県支部の主催で実施されました。



今年の4月に富山支部が企画することに名乗りを上げてから半年、支部役員方々の協議により富山県民が誇る「黒部峡谷と宇奈月温泉」を候補地に選び、紅葉時期に実施となりました。

当日は.福井県から山田会長をはじめ福井支部、女子短大支部からの参加者10名、遠くは愛知県、滋賀県、新潟県などからの参加者8名。さらに当支部から7名加わって全国各地から総勢25名の参加者にて実施されました。

26日の集合時間の頃には宇奈月の天候も怪しくなり、参加者の皆さん明日の紅葉見物の天候を心配しながらの宿の到着となりました。

懇親会までのひとときは、宇奈月の出湯に長旅の疲れをゆっくりと癒していただき温泉風情を楽しんで貰い、温泉街のネオンが点灯する頃には懇親会の準備も整い、富山県支部長の歓迎挨拶と山田同窓会会長の祝辞、そして荒井女子短大支部長による乾杯の発声で懇親会が始り歓談に入りました。久しぶりにお会いする会員もおり、宴席は大変盛りあがりました。また富山湾で取れた「生と活と」(富山弁で「きときと」と読む)の魚の「舟盛り」で一段と美酒も進み、秋の夜長の宴が、なが~く、なが~く続きました。

翌朝の天候は残念ながら肌寒い小雨模様。トロッコ電車乗車までの時間、国土交通省が黒部川の最下流部に建設した宇奈月ダム(小生は9年間当ダム建設に従事)を見学。

ダム管理展示棟では国内屈指の急流河川の黒部川に関するいろいろな情報を得ることが出来たようでした。ダム見学の後は.トロッコ電車の「峡谷鉄道駅」ヘ。トロッコ電車からの紅葉見物は、残念ながら小雨に阻まれながらの車窓見物となりました。

初冠雪した山頂の白肌、渓谷を覆っている楓の朱色や樺の黄金色.そして眼下のエメラルド色の渓流など自然が織り成すコントラストの素晴らしさに車内のあちこちから感嘆の声が聞こえ、寒さも忘れてしまうひとときでした。小雨ふる車窓からの紅葉見学でしたが皆さん方に十分に楽しんで戴けたようです。

昼食は、宇奈月地ビール工場でのバイキング。極め細かい泡と口当たりのやさしい地ビールが喉を潤す頃には、来年の企画の話で花が咲き、来年は福井での開催の声も出ていました?同窓会員の皆さん来年は是非ご参加ください。

今回多少、天候に悩まされましたが満足そうな顔の皆さんを乗せた帰りのバスを小さくなるまで見送りながら、宇奈月懇親会が事故もなく無事終了できた事を喜びました。

最後になりましたがご支援戴きました同窓会本部や各支部の方々,そして多忙中準備や協力を戴きました富山支部役員の皆様、本当に有難うございました。
富山県支部長 田嶋信久(記)