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福井県支部主催 親睦旅行イベントを開催致しました。

「福井へもう1回きてみねの~福井再発見の旅~」

令和5年10月21日(土)、令和5年10月22日(日)の両日に当支部主催の親睦旅行に参加して頂いた皆様、また、準備に尽力して頂いた社会連携推進課の皆様誠にありがとうございました。
初日は朝からあいにくの雨で傘を差しながらの幕開けとなりました。まずは、皆様を福井工業大学福井キャンパス、福井駅東口にてお迎えしました。その後、福井県永平寺町にある本学の専用グラウンドであるカールマイヤーグラウンドに向かいました。目的としてはこのグランドが完成してから訪れたことがないという同窓生もいると情報があったので、実現した次第です。現地に着くと全国でも強豪の本学硬式野球部の学生が練習をしていました。雨のため立派な室内練習場どの練習風景を見学されてもらいました。その際案内して下さったマネージャー、下野監督を初め関係各位の皆様には感謝申し上げます。2024年こそは初の優勝出来るように頑張って下さい。同窓生一同応援しております。
続いて、福井県福井市の一乗谷に向かいました。まずは2022年10月に完成した福井県立朝倉氏遺跡博物館の見学です。福井県を代表する戦国大名朝倉氏の栄華を極めた様子や品々を拝見する事が出来ました。世間的には残念な戦国武将ではありますが、一度は戦国時代の魔王と称される織田信長、農民からの大出世した太閤豊臣秀吉、2023年NHK大河ドラマどうする家康での主人公で東京都の礎を築いた征夷大将軍徳川家康を敦賀市金ヶ崎にて破っています。博物館の来場者数も15万人を超えました。ぜひ、2024年3月16日に北陸新幹線が福井県に来た際にはぜひもう一度訪れて下さい。
その後、復元街並みに向かいました。戦国時代当時の家々が立ち並び正に戦国時代の城下町にタイムスリップしたような体験が出来ました。現代の暮らしと違い必要最低限の設備しか当時はなかったことも知ることが出来ます。まだまだ、分からない事が多い歴史ですが、発掘される遺跡等で更に当時の事が分かってくるとロマンがあるとは思いませんか?ぜひ、またこちらもお越しください。



さて、いよいよ待ちに待った昼食の時間になりました。今回の一日目の昼食は本学の卒業生の奥村さんが経営するほっきょ荘です。場所は大本山永平寺の目と鼻の先にあります。厳かな雰囲気が漂っているような感覚になりました。お食事は胡麻豆腐、お蕎麦を中心とした豪華でした。お土産も充実しているので永平寺に参拝に来られた際には再度立ち寄ってみて下さい。



続いては福井県が世界に誇ると言っても過言ではない大本山永平寺への参拝です。なんと永平寺と金井学園は繋がりが深いのです。受付のある広間には金井学園から寄贈された柱時計があります。毎年福井工業大学に入学すると1泊2日で座禅や修行の体験をした事を覚えている方も多いと思います。何回行っても新鮮さを味わうことの出来る所だと改めて思います。更に今回は一般的な見学ルートに加えて特別な場所も案内して下さいました。その企画に携わって頂いた関係者各位の皆様に感謝申し上げます。
永平寺を後にすると初日の最終目的地であるスキージャム勝山へ向かいました。ここはスキー場だけではないのが魅力です。食事、温泉等の館内設備はどれをとっても一流ホテルです。ここを宿泊先に決めた理由は素晴らしい設備等に加えて翌日の最初の目的地である福井県立恐竜博物館に物凄く近いということから選定しました。宴会が始まると皆様が物凄く楽しんでくれているのが垣間見えて今回の親睦旅行実行委員全員で安堵したのを今でも覚えています。本当にありがとうございました。二次会のカラオケでも皆様の素晴らしい歌声が聞けて感動しました。改めてここを宿泊先に選定して良かったと思っています。大浴場の露天風呂からの雲海も美しかったですね。雲海が見れるのは奥越地区でも限られた条件の元でしか見ることが出来ません。これも参加して下さった皆様の絆の賜物だと思います。
初日を終え2日目を迎えました。スキージャム勝山のゲレンデをバックに集合写真を撮りました。初日とは違い秋晴れで安心したのを今でも覚えています。



スキージャム勝山を後にして福井県立恐竜博物館に向かいました。ここは2023年7月にリニューアルオープンしたばかりでした。入館するにはリニューアル後はホームページからの予約が必要不可欠になりました。それでも、世界に誇る博物館とあって混雑しておりました。また、この博物館は世界三大博物館にも数えられています。福井県勝山市は国内有数の化石の発掘現場でもあります。更にこの日は世界でも珍しい恐竜のミイラの展示もありました。アメリカの博物館から借りたものだそうです。これも福井県立恐竜博物館だから貸してくれたとか。それぐらい世界からも認められた博物館だということです。
楽しい時間は過ぎるのが早いですね。もう、2日の昼食の時間になりました。内容は谷口屋の油揚げお蕎麦定食でした。福井県は油揚げの消費率が60年以上1位というランキングです。極端に言えば福井県民の食卓には朝昼晩どれかには油揚げ料理があると言っても過言ではありません。特に谷口屋の油揚げは全国でも有名で高級油揚げとも知られています。ここでのお食事風景も皆様の笑顔が見れて本当に嬉しかったです。



さて、バスは坂井市からあわら市にあるあわらキャンパスに向かいました。途中、北陸新幹線の橋脚を見ながら向かいました。キャンパスに到着するとかつてここを使っておられた諸先輩方から懐かしいとのお声を聞く事が出来て感動しました。私は学生時代にも卒後後もこのキャンパスに行った事がなかったので新鮮でした。このキャンパスは現在はパラボラアンテナのイメージが強いかもしれません。福井工業大学は近年の研究で宇宙に力を入れています。そのアンテナも修繕や新築を現在も進行中であり今後の益々の母校の発展を期待しています。最後に集合写真を撮って全ての日程を終えました。
いよいよ皆様とお別れの時間が迫ってきました。バスの中で2024年の親睦旅行担当の滋賀県支部横関支部長に引継ぎを行いました。滋賀県支部の親睦旅行にも同窓生の皆様の多数のご参加をお願い致します。あっという間に福井駅東口に到着してこちらで降りられる皆様をお見送りしました。その後、福井工業大学福井キャンパスにて皆様のお見送りをさせて頂きました。また、2024年3月16日は北陸新幹線が福井県敦賀市まで延伸されます。改めて皆様の第二の故郷福井に訪れて下さい。



最後になりましたが、今回の福井県支部主催の親睦旅行の準備に関わった下さった関係者各位の皆様、今回の親睦旅行に参加して下さった皆様に改めて感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも同窓生の皆様には福井工業大学同窓会本部及び各12支部をお支え頂きますよう宜しくお願い致します。また、同窓生の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

福井工業大学同窓会
福井県支部 支部長 青木 俊介